ＪリーグYBCルヴァンカップは17日に2回戦の11試合が行われ、Ｊ１勢が順当に勝利を収めた。
連覇を狙う福岡は、アウェイで松本と対戦。42分に先手を許す苦しい展開となったものの、73分に井上 聖也が同点ゴールをマーク。1-1のまま90分を終えると、延長戦でもスコアは動かず、勝負の行方はPK戦へと委ねられた。これを4-2でモノにした福岡が、苦しみながらも3回戦へと駒を進めた。
アウェイで岩手と対戦したＣ大阪は67分に途中出場のヴィトール ブエノが決勝点を奪い、1-0で勝利。新潟は長谷川 巧と谷口 海斗のゴールで、2-0といわきを撃破した。
アウェイで八戸と対戦した鹿島は25分に先手を許したものの、82分に安西 幸輝が同点ゴールを奪うと、1-1で迎えた延長後半の108分に知念 慶が決勝ゴールをマークし、2-1で逆転勝利を収めた。
名古屋はパトリックの2ゴールでＪ３首位の大宮に2-0と快勝。FC東京は小柏 剛のゴールなどで、4-0とYS横浜を下している。
アウェイで沼津と対戦した札幌は小林 祐希が2ゴールを奪う活躍を見せ、3-1で勝利した。町田は49分にバスケス バイロンのゴールで先制すると、一度は追いつかれたものの、80分に安井 拓也が決勝ゴールをマークし、2-1で北九州に競り勝った。
東京Ｖは45分に生まれた山本 丈偉のゴールを守り抜き、1-0で鹿児島に勝利。神戸は1-1で迎えた延長前半の96分に佐々木 大樹が決勝ゴールをマークし、2-1で今治を下している、
Ｊ１勢が勝利を重ねるなか唯一、アップセットを演じたのは磐田と対戦した長崎だ。スコアレスで迎えた53分に櫛引 一紀が先制ゴールをマーク。この1点が決勝点となり、1-0で3回戦進出を決めている。
■試合データ
岩手vsＣ大阪
八戸vs鹿島
今治vs神戸
鹿児島vs東京Ｖ
長崎vs磐田
北九州vs町田
大宮vs名古屋
松本vs福岡
いわきvs新潟
YS横浜vsFC東京
沼津vs札幌
