明治安田生命J3リーグは23日に第39節の6試合が行われ、首位山口は鳥取と2-2のドロー。2位町田も長野と1-1で引き分けたため、山口のJ3優勝が決定。J2への自動昇格の権利を手にした。
鳥取を相手に開始早々の2分に失点した山口は、62分にエース岸田 和人のゴールで追いついたものの、72分にフェルナンジーニョに勝ち越し点を許してしまう。
一方、他会場では勝点で並ぶ町田が64分に失点しながらも、74分に鈴木 孝司がゴール。このまま行くと町田の逆転優勝が決まるという状況のなか、山口は終了間際に奇跡を起こす。アディショナルタイムに入って6分ともうあとがない状況で、平林 輝良寛が劇的な同点弾。土壇場で勝点1をもぎとってみせた。
この結果、ともに勝点1を積み上げた山口と町田は勝点78で並んだものの、得失点差で大きく上回る山口がJ3優勝と自動昇格の権利を手にした。一方、町田は終盤の猛烈な追い上げも実らず、2位に入って明治安田生命J2リーグ・21位との入れ替え戦にまわることになった。