REPORT

FINAL振り返り

1992年
1992.11.23 14:00 Kick-off

V川崎が栄えあるリーグカップ初代覇者に!!

ヴェルディ川崎 1-0 清水エスパルス

記念すべき第1回大会のファイナルに名乗りを上げたのは、ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)と清水エスパルスだった。

翌年から始まるJリーグに参戦する10チームによって争われた予選リーグをV川崎は首位、清水は2位で通過。準決勝でV川崎は三浦知良の決勝ゴールで鹿島アントラーズを撃破すると、清水は内藤直樹の一撃で名古屋グランパスエイト(当時)を下し、決勝へと駒を進めた。

決勝は11月23日、5万6000人の大観衆が詰めかけた国立競技場で行なわれた。 試合は一進一退の攻防が続くなか前半を0-0で折り返すと、勝負を決めたのは千両役者の一振りだった。57分、エリア手前でスルーパスを受けた三浦が巧みなステップでDFの逆を突き、左足を一閃。これが決勝ゴールとなり、V川崎が栄えある初代王者の座に就いた。