REPORT

FINAL振り返り

1993年
1993.11.23 13:03 Kick-off

リターンマッチで清水を撃破し、V川崎が堂々の連覇!

ヴェルディ川崎 2-1 清水エスパルス

第2回大会は、同年に開幕したJリーグの10チームと、Jリーグ準会員の柏レイソル、ベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)、ジュビロ磐田の3チームを含めた13チームで争われた。

2グルーブにわかれた予選リーグを首位通過したヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)と清水エスパルスが、準決勝でそれぞれ横浜フリューゲルスとガンバ大阪を撃破。決勝は2年連続で同カードとなった。

先手を奪ったのは前年のリベンジを狙う清水だった。13分、ロングスローのこぼれ球を拾った大榎克己が左足で強烈なシュートを叩き込み、1-0とリードを奪った。

しかしその後、V川崎はラモス瑠偉、ビスマルクを中心に猛反撃に出る。そして73分、ラモスのスルーパスに反応したビスマルクが同点ゴールを奪うと、83分、ゴール前の連係から最後は北澤豪が決勝弾をマーク。土壇場で勝負強さを示したV川崎が、2年連続でナビスコカップを掲げた。