REPORT

FINAL振り返り

1994年
1994.08.06 19:04 Kick-off

V川崎が昇格組の磐田を下し3連覇の偉業を達成!!

ヴェルディ川崎 2-0 ジュビロ磐田

第3回大会に参加したのは、Jリーグの12チームと、Jリーグ準会員の柏レイソル、セレッソ大阪を含めた計14チーム。リーグ戦が中断されたわずか2週間の期間に開催され、全試合が1発勝負のノックアウト方式で行われた。

決勝に駒を進めたのは、3連覇を狙うヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)と、この年からJリーグに昇格したジュビロ磐田。ガンバ大阪に7-1と大勝を収めるなど、余裕を持って勝ち上がってきたV川崎に対し、磐田は接戦をものにする粘り強い戦いでファイナルへと名乗りを上げた。

神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われた決勝は、前半からV川崎が攻勢を仕掛ける。34分に、ベンチーニョが打点の高いヘッドを突き刺すと、42分にはFKを受けたビスマルクが、巧みな反転でDFをかわして追加点を奪取。後半はスキラッチを中心とした磐田の反撃に苦しんだものの、粘り強い対応でゴールを割らせず、2-0のスコアでV川崎が3連覇を達成した。