REPORT

FINAL振り返り

1998年
1998.07.19 17:04 Kick-off

磐田が市原を寄せ付けず大会初制覇!

ジュビロ磐田 4-0 ジェフユナイテッド市原

前回大会同様にJリーグ準会員を含めた20チームが参加した1998年大会。5チームを4グループに分けた予選リーグは、ホーム&アウェイではなく1回戦総当たりのレギュレーションで行われた。

各組1位のみが進める決勝トーナメントに名乗りを上げたのは鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田、清水エスパルス、ジェフユナイテッド市原(当時)の4チーム。そして決勝に進出したのは、清水との静岡ダービーを制した磐田と、マスロバルのハットトリックで前回王者の鹿島を撃破した市原だった。

試合は0-0で迎えた後半に大きく動く。51分、川口信男のゴールで磐田が先制すると、72分には巧みなドリブルで敵陣に切れ込んだ奥 大介が追加点を奪取。80分には川口が再びゴールを奪い、87分にも高原直泰ダメ押しゴールを決めて4-0。磐田が前年の悔しさを晴らす鮮やかなゴールショーで、ナビスコカップ初優勝を飾った。