REPORT

FINAL振り返り

2000年
2000.11.04 14:32 Kick-off

川崎Fの快進撃は名門・鹿島がストップ!史上初の三冠達成!!

鹿島アントラーズ 2-0 川崎フロンターレ

参加チームが一つ増えたが、前回と同じレギュレーションで行われた2000年大会。前回優勝の柏レイソルが2回戦で早々に姿を消すなか、決勝に進出したのは、その柏を倒した川崎フロンターレと、前回準優勝の鹿島アントラーズだった。

同年にJ1に昇格したばかりの川崎Fは初の決勝進出。一方の鹿島は3度目のファイナリストに。試合は地力に勝る鹿島が終始主導権を握った。31分、中田浩二が豪快な左足ボレーを叩き込み先制に成功すると、63分にはビスマルクが冷静にPKを沈めた。その後も落ち着いた試合運びで川崎Fに隙を与えず、2-0の完勝。前年のリベンジを果たすとともに、1997年以来となる二度目の優勝を果たした。この年鹿島はリーグ戦と天皇杯も制し、史上初の三冠王者に輝いている。