REPORT

FINAL振り返り

2001年
2001.10.27 14:00 Kick-off

GK榎本がPK戦で大活躍!横浜FMが磐田下し大会初制覇!!

横浜F・マリノス 0-0 (延長)
PK 3-1
ジュビロ磐田

J1、J2の全28クラブによって争われた2001年大会は、大きな波乱もなく、ベスト4に名乗りを上げたのは前回王者の鹿島アントラーズをはじめ、ジュビロ磐田、横浜F・マリノス、名古屋グランパスエイトと、いずれもJ1の強豪クラブだった。

準決勝では磐田が鹿島を2試合合計スコア1-0で下し、4度目のファイナルへ。名古屋を2試合合計スコア1-0で撃破した横浜FMは初の決勝進出となった。

試合は1点を争う緊迫した展開に。互いに決定機を生み出しながら、粘り強い守備で得点を与えない。しかし0-0で迎えた86分、永山 邦夫が退場となり、横浜FMが数的不利に陥ってしまう。それでも延長を含めた残り時間を守り抜き、0-0のままPK戦へと突入した。

ここで輝きを放ったのが横浜FMの守護神榎本達也だった。1人目の藤田俊哉をはじめ、ジヴコヴィッチ、前田遼一とじつに3人のPKをストップ。3人が成功した横浜FMが、初のリーグカップウイナーに輝いた。