REPORT

FINAL振り返り

2004年
2004.11.03 14:07 Kick-off

10人で耐えたFC東京が浦和をPK戦で下して初戴冠!

FC東京 0-0 (延長)
PK 4-2
浦和レッズ

前年大会とはレギュレーションが変わり、決勝トーナメントはホーム&アウェイ形式ではなく、一発勝負のノックアウト方式となった。この過酷なサバイバルを勝ち上がり、ファイナルに駒を進めたのは、準決勝で東京ヴェルディとのダービーをVゴールで制したFC東京と、連覇を狙う浦和レッズだった。

決勝の舞台となった国立競技場には、前年を上回る53,236人が来場。大いに盛り上がった一戦は、1点を争う緊迫した展開となった。

試合はサイド攻撃を軸にFC東京が好機をつかむも、29分にCBのジャーンが退場となり、数的不利を強いられてしまう。これで浦和が押し込む展開となったが、FC東京守備陣の粘り強い対応もあり、なかなかゴールを奪えない。結局試合は0-0のまま、延長戦でも決着が付かず、勝負はPK戦へと委ねられた。

浦和は田中達也と山田暢久が外したのに対し、FC東京は5人中4人が成功。4-2でPK戦を制して、念願の初タイトルを手にした。