REPORT

FINAL振り返り

2005年
2005.11.05 13:07 Kick-off

オシムの“息子たち”が躍動!G大阪をPK戦で下し初のカップウィナーに

ジェフユナイテッド千葉 0-0 (延長)
PK 5-4
ガンバ大阪

2005年大会はJ1の18クラブが参加。グループリーグを勝ち抜いた6チームと、AFCチャンピオンズリーグに参戦した横浜F・マリノスとジュビロ磐田を含めた8チームで決勝トーナメントが争われた。

決勝トーナメントは再びホーム&アウェイ方式となり、決勝に駒を進めたのは、準決勝で浦和の4年連続ファイナル進出を阻止したジェフユナイテッド千葉と、PK戦の末に横浜FMを下したガンバ大阪だった。

クラブ初タイトルを狙うチーム同士の一戦は、イビチャ・オシム監督の下でアグレッシブなサッカーを展開する千葉に対し、G大阪も卓越したポゼッションスタイルで応戦。しかし攻撃サッカーを貫きながらも、互いに決定打を欠き、0-0のままPK戦へと突入した。

ここで輝きを放ったのが、千葉の守護神、立石智紀だった。G大阪の1人目のキッカー、遠藤保仁のキックを見事にストップ。千葉は全員が確実に決め、最後はエースの巻誠一郎が豪快なシュートを叩き込み、激闘を制して見事に初優勝を飾った。