REPORT

FINAL振り返り

2008年
2008.11.01 13:39 Kick-off

“シャムスカ・マジック”がクラブ初のタイトルとして結実!

大分トリニータ 2-0 清水エスパルス

シャムスカ監督のもとで躍進を遂げた大分トリニータの大会となった。グループリーグを2位で通過すると、準々決勝ではFC東京を2戦合計3-2で撃破し、準決勝もウェズレイの活躍で名古屋グランパスを下して、初の決勝に駒を進めた。

決勝の相手は清水エスパルス。こちらは初優勝を果たした1996年以来のファイナルで、古豪復活に向けて高いモチベーションを備えて、この決勝に臨んでいた。

しかし、決勝で主役となったのは、勢いに乗る大分のほうだった。若き森重 真人、金崎 夢生らを擁したチームは、立ち上がりから攻勢を仕掛け、試合を優位に進める。そして0-0で迎えた68分、右サイドからの金崎のクロスを、エースの高松 大樹が頭で合わせて、先制に成功。さらに終了間際にもウェズレイが追加点を奪って2-0。岡崎 慎司らが在籍した清水に快勝を収め、九州のクラブとしては初めてとなるタイトルを獲得した。