REPORT

FINAL振り返り

2012年
2012.11.03 13:10 Kick-off

延長戦で決着を付けたのは柴﨑の右足!鹿島が清水に競り勝ち連覇!!

鹿島アントラーズ 2-1 (延長) 清水エスパルス

2012年大会のファイナルに駒を進めたのは、前年王者の鹿島アントラーズと2008年以来、4大会ぶりとなる清水エスパルス。ともにグループステージから勝ち上がってきたチーム同士の対戦となった。

林彰洋、大前元紀らを擁した清水に対し、鹿島には柴崎岳、大迫勇也、興梠慎三らが所属。試合は前半から一進一退の攻防となり、1点を争う緊迫した展開が続いた。

均衡を破ったのは鹿島。73分、柴崎が冷静にPKを決めて先制に成功する。しかしその4分後、今後は清水にPKのチャンスが訪れ、これを大前が決め返して、同点に追いつく。

そして1-1で迎えた延長戦、試合に決着をつけたのは、またしても柴﨑だった。93分、スルーパスに反応し、巧みなトラップでゴール前に抜け出すと、そのまま右足を強振。豪快な一撃をサイドネットに突き刺して、鹿島に2年連続となるリーグカップのタイトルをもたらした。