手を焼いても3得点。快勝を収めてGS後半戦へ
横浜F・マリノス
監督
良い結果を残せて良かったです。フラストレーションがたまってしまうスタートになりましたが、20分、25分を過ぎてチャンスを作れるようになりました。あれだけ深く守備を固められると、崩すのは難しかったです。フラストレーションがたまる展開でしたが、クロスなどを工夫しました。出場したメンバーはよくやってくれましたし、満足しています。(ケガ人が多く)難しい状況に置かれた中、チャレンジな試合ではありましたが、良いパフォーマンスをしてくれました。 --先制点の直後に左右のウイングバックを入れ替えた理由を教えてください。数少ない相手チームの情報の中、分析してきました。ほぼ自分たちがボールを握る展開になると想像していましたが、あそこまで深く守備を固めてくるとは思いもしませんでした。井上(健太)は裏へ抜け出す意識はあってもスペースがなく、切り返しても難しかったように見えました。水沼(宏太)は経験がありますし、エウベルとも良い関係、リンクができ、良いポジション変更になったのではないでしょうか。井上も彼のストロングを生かしてプレーしてくれました。ですので、後半も元に戻すのではなく、続行する判断となりました。 --3バックを採用した理由を教えてください。いくつかの理由があります。(ケガ人が続出し)守備専門の選手は先発の中で松原(健)と永戸(勝也)の2人だけでした。彼らはSBに比べて走る必要がなくなります。ほとんどの時間帯、相手陣でプレーするのではないかという想定もあったので、攻撃の枚数を増やす意味もあり、あのシステムにしました。
横浜F・マリノス
FW 18
水沼 宏太
まずは勝つことができて本当に良かったです。崩すことが難しい相手でしたが、しっかりと点を取ることができて良かったです。自分たちのクオリティーを踏まえれば、もっと崩せたはずですし、イメージを共有しながら攻めることができれば、違ったチャンスが生まれたり、点も入ったはずです。そこはレベルアップできると思っています。ただ、本当にホームで勝ち、勝点3を積み上げて、次につなげることができたのは良かったです。 --先制点の直後にウイングバックの左右を入れ替わり、気持ちよくプレーできたのではないでしょうか。最近は右でプレーすることが多かったので、左は違う景色ではありましたが、できるとは思っていました。キックやチャンスメークを含めて監督が期待してくれたと思いますし、実際にチャンスもありました。近くのエウベルとイメージを共有できたり、後ろには左足のクロスが良い(吉尾)海夏がいて、クロスを上げられるように引きつけてうまく崩せました。やりやすさと、レベルアップのチャンスがあったと感じる試合になりました。 --アジアの舞台に強いイメージがあります。ACLは純粋に楽しいですね。相手の心理状況や狙いを見ながらプレーするのが僕は好きで、それがアジアの戦いでは分かりやすいところがあります。そういう意味では相手の裏や逆を取れることが多くなっているとは思います。そして、アジアに強い自負もあります。(2006年のAFC U-17選手権など)何度かアジアチャンピオンになりましたし、ACLにも何度も出ています。ほかの選手より少しは経験があるので、経験を少しでもチームに還元できればと思ってプレーしています。
MF 25
吉尾 海夏
今日の試合に関しては、攻撃の時間帯がほとんどでした。守備のポジションでしたが、攻撃に関わる機会のほうが多かったです。前を向いてフリーでボールを持てる時間が長かったので、そこまで難しさはありませんでした。システムこそ変わりましたが、いまはどこのポジションに入ってもやるべきことは整理できています。 --自身がアシストした2点目で試合が決まりました。その場面を振り返ってください。前半からシンプルにクロスを上げてはね返されるシーンが多かった中、(水沼)宏太くんから「深く仕掛けるからペナ(ペナルティーエリア)角付近で待っていて」と言われていました。(杉本)健勇くんからも「バックパスからのワンタッチクロスを相手は全然見えていないので、絶対イケる」と言われていました。その狙いどおり、結果に結びついて良かったです。 --杉本選手がそのクロスを褒めていました。こちらこそアシストをつけていただいてありがとうございます、という感じです(笑)。
FW 41
杉本 健勇
--[5-4-1]で中を固められて、得点の形は限られていたのではないでしょうか。前半は相手がどう来るのかを見ていたのですが、最初からドン引きでした。なかなか背後のスペースもなく、中も固められていたので、自分としては我慢の試合でした。なんとか前でDFを引っ張って、クロスに入っていくことを意識していました。 得点シーンは(吉尾)海夏が素晴らしいボールを上げてくれました。ドリブルから上げるというより、「バックパスからワンタッチで上げてこい」と海夏には伝えていたので、そのとおり上げてくれました。 --吉尾選手とは目が合ったのですか。何回かバックパスをしていたので、それを「ダイレクトで上げろ」と伝えました。バックパスしたとき、相手のDFはボールウオッチャーになっていたので、中を見ないでもいいから上げてほしくて、本当に素晴らしいボールが来ました。 --公式戦2試合連続ゴールです。与えられたチャンスで結果を出せて良かったです。ACLも大事ですが、僕たちはリーグ優勝を目指しているので、まだまだ気を引き締めてプレーしたいです。