AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)で、G大阪が今大会二度目のアウェイゲームとなるナムディン(ベトナム)戦に挑んだ。
グループFで首位に立つG大阪にとって、ノックアウトステージ進出が懸かる重要な一戦だ。中3日で明治安田J1第36節・神戸戦が控える過密日程ではあるものの、「一瞬のスキを与えてしまうと、得点につなげることができるチーム」とダニエル ポヤトス監督はナムディンを警戒。
宇佐美 貴史や
中谷 進之介ら主力をスタメンに含めて臨んだ。
一方のナムディンは、前回の対戦からスタメンを3人変更。川崎Fや長崎でもプレーしたブラジル国籍のカイオ セザールが先発した。
ナムディンはG大阪対策として、4バックではなく5バック気味に守備を固めてきたが、序盤からG大阪が攻勢に出る。
「しっかりと地に足をつけてプレーして勝ち切りたい」と意気込んだ
奥抜 侃志が左サイドで積極的な仕掛けを見せると、8分には
初瀬 亮がピンポイントクロスを供給。ホームでの対戦でも得点を決めている
美藤 倫が、ゴール前に飛び込んで貴重な先制点を奪い取った。
ACL2では4試合連続で先制に成功したG大阪だが、ナムディンも21分、パーシー タウの個人技でチャンスを作ると、マフムード イードが枠内シュートを放ってGK
東口 順昭を脅かす。
G大阪は34分、
初瀬 亮が負傷交代。ACL2デビューとなる
福岡 将太を急きょピッチに送り出して[3-4-2-1]の布陣にスイッチすると、大崩れすることなく前半を1-0で折り返した。
湿度が高いアウェイでよりボールを握るべく、後半から
鈴木 徳真を送り出して再び4バックにスイッチしたが、ナムディンはシンプルなロングボールとセットプレーを前面に押し出して、空中戦の高さでG大阪を自陣にクギづけにし始めた。
G大阪は劣勢の展開を修正すべく、62分に
倉田 秋と
満田 誠を送り出し、前線からの効果的な守備を試みる。しかし流れは変わらず、守勢が続く。それでも
中谷 進之介らが体を張り、得点は許さない。
2点目を奪って突き放したいG大阪は79分、
イッサム ジェバリのパスに抜け出した
山下 諒也が決定機を迎えるも、シュートを打ち切れなかった。
82分にカイル ハドリンを送り出し、より空中戦の強みを押し出してきたナムディン。それに対してG大阪も84分、
佐々木 翔悟を送り出し、最終ラインの高さ対策を施した。
90+4分にはブレネー マルロスにチーム16本目となるシュートを許したが、
東口 順昭が防ぎ切り、1-0で逃げ切った。
大阪からはるばるベトナムの地まで足を運び、チャントを響かせた100人を超えるサポーターの前で、G大阪が見事にグループステージ突破を決めた。
[ 文:下薗 昌記 ]