昨年のAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)グループステージを全勝し、首位通過したG大阪。C大阪戦から中4日の日程で挑むラウンド16は、浦項(韓国)と戦うことになった。
広島在籍時の前回大会でACL2のノックアウトステージを経験している満田 誠は言う。「グループステージもそうだったけど、アウェイの戦いは難しくなる。最悪引き分けでもいいぐらいの気持ちで、失点しないように戦わないといけない」。
冷え込みが予想される浦項スティールヤードでの一戦は、G大阪にとって2015年のAFCチャンピオンズリーグ以来となるノックアウトステージでの戦いだ。当時を知るGK東口 順昭や倉田 秋らベテランに加え、2024年に神戸の一員として浦項と対戦している初瀬 亮もアウェイでの難しさを知る選手。彼らの経験値も生かしつつ、試合の入りを含めて最大限の集中が必要な一戦となる。
中2日でJ1百年構想WEST第2節・名古屋戦も控える中、イェンス ヴィッシング監督が送り出す選手の顔ぶれと、指揮官にとって初めてとなる国際大会での采配もポイントになりそうだ。
浦項はグループステージを2位通過。昨季のKリーグ1は4位フィニッシュ。今季も指揮を執る朴 泰夏監督の下で戦術は浸透している。鳥栖から期限付き移籍で加入した西矢 健人も注目の存在の1人となる。
前線に外国籍選手を擁する浦項との対戦はディフェンスラインの耐久力を問われる一戦になる。とりわけ気合いが入っているのは福岡 将太だ。
「僕自身はダニ(ダニエル ポヤトス前監督)と約束したACL2での優勝を果たしたい。チームを構築しつつも自分たちが成長したい」と浦項戦を見据えている。
C大阪戦ではチャンスを作りながらもノーゴール。イェンス ヴィッシング監督体制での初スコアラーが誰になるかにも注目が集まるが、取りこぼしが許されないノックアウトステージでは何より結果が重要。
「特にシーズン序盤は試合の内容よりも結果。自信をつける上でもどれだけ早く連勝できるかが大事になる」(中谷 進之介) 勝つのが理想だが、とはいえ引き分けでも十分及第点となるアウェイゲームだ。
[ 文:下薗 昌記 ]