AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージも残り2試合となり、迎えた第7節。アウェイに乗り込んだ町田は、直近の公式戦である明治安田J1百年構想リーグの開幕戦・横浜FM戦から3名のスタメンを入れ替えた。
神戸在籍時にリーグステージに出場しており、出場不可の
エリキに替わって1トップのポジションに入ったのは
藤尾 翔太。また
相馬 勇紀の2シャドーの相棒は
仙頭 啓矢から
ナ サンホに替わり、ウイングバックは
増山 朝陽に替わって、
林 幸多郎がスタメンに入った。なお右ウイングバックでスタメン出場の
中村 帆高は町田加入後初のACLE出場となった。
対する上海申花はかつて横浜FCでプレーしたサウロ ミネイロや、昨季までC大阪に在籍していたラファエル ハットンら、Jリーグファンにもなじみのある選手たちがスタメンに名を連ねた。
試合は開始早々にスコアが動いた。1分、相手最終ラインの背後のスペースへ走り込んだ
藤尾 翔太に
相馬 勇紀がパスを通すと、そのままボックス内に進入した
藤尾 翔太が相手に倒される形でPKを獲得。3分、キッカーの
相馬 勇紀がド真ん中にPKを蹴り込み、ゴールネットを揺らした。
電光石火の先制点で機先を制した町田は、追いかける展開となった上海申花にボールを掌握されたが、ゴール前では粘り強い守備を発揮。相手のクロス攻勢に対してはボランチの
中山 雄太が最終ラインをサポートし、最後の一線を割らせなかった。
追加点を仕留めて勝負を決めたい町田は、左サイドからのCKを中心に相手ゴールへと接近。キッカーを務めた
中山 雄太が直接ゴールを脅かすCKを何度か蹴ったが、相手GKのセービングに阻まれる形で2点目にはつながらなかった。
町田が1点をリードして迎えた後半は、追いかける展開の上海申花が背後へのボールを増やし、できるだけ早いタイミングで町田陣地への進入を模索。ただ、何度か危ない場面を作られたものの、町田守備陣はシュートまで持ち込ませずに難をしのいだ。
1-0のスコアで進んだ試合は73分、
藤尾 翔太に代わって新戦力の
イェンギが途中出場。横浜FM戦は出場機会のなかったオーストラリア国籍のターゲットマンがベールを脱いだ。
イェンギの町田デビューに注目が集まる中、チームは終了間際に相手を突き放すことに成功。88分、セカンドボールを高い位置で回収した
中山 雄太がドリブルで進撃し、ゴール前に折り返すと、そのボールに反応した
相馬 勇紀が左足のシュートでゴールネットを揺らした。
試合は2-0でタイムアップ。絶好調をキープするエース・
相馬 勇紀の2ゴールでアウェイゲームを制した町田が、初のリーグステージ突破を決めた。
[ 文:郡司 聡 ]