鹿島は勝ち越しまでわずかに届かず。2-2の引き分けに終わる
FC東京
--前半はプレスを掛けてリズムよくプレーしていましたが、後半は鹿島のペースも上がり、押し込まれました。原因は?単純に後半、自分たちが体力的に落ちてしまったところはありますね。相手の中盤のワイドでうまく前半は時間を作れて、そこで良い守備をさせないようにできていたけど、後半はメンバーが替わって、そこでのプレッシャーが掛からずに相手の攻めに屈してしまった。前半は飛ばし過ぎて落ちてしまったという印象です。暑さは関係なく、いつもどおりの入り方。前半に2点、3点取れれば良かったですが、後半中盤で劣勢になって、オープンな展開になり過ぎたところはあります。 --得点がチームのアウェイ通算400点目になります。通算400点目……特にコメントはないですけど(笑)、知らなかったですし、そういう節目で取れたのは(渡辺)剛よりかは“持っている”と思います(笑)。
DF 4
--先制されましたが、貴重な同点弾になりました。1失点目は自分のミスからだと思っています。そこを自分の力で振り出しにできたのは良かったですが、失点が悔やまれますね。 --三田 啓貴選手のキックの精度は?去年もタマくん(三田)からのボールで大分戦で点を取っている。練習でも合っていたので、あの人の精度の高さはこれからも武器になると思います。 --時間経過とともにプレーは良くなっていきました。自身の90分間を振り返ると?ピンチも少ない中で、ああいう形で失点してしまったところは自分の弱さだと思います。チームとしては良い守備ができていただけに、ああいう失点をすれば勝てる試合も勝てなくなる。90分通して強度が高いかといえばそうではなかったし、最後はスキを見せてピンチもあった。体力や集中力のあたりも課題です。
鹿島アントラーズ
監督
前半はわれわれの形ではないボールロストやミスが続いてしまった。今までやってきたことがなかなか表現できなかった。その1つはFC東京さんが高い位置でプレスを掛けてきた。それをくぐり抜けるにはもう少し工夫が必要だった。またビルドアップのところで落ち着きが足りず、自分たちでリズムを失ったと思います。 後半は前半からそうやってプレスを掛けたことで自然に足が止まって、全体的に下がったところでわれわれにスペースができたことで、決めることができた部分もあれば、ポストに当たったのが2本くらいあったと思います。それ以上にチャンスがありました。ただ、残念ながら守備のセットプレーの練習をしているのですが、やればやるほど失点してしまうところがある。ちょっと気がかりです。 全体的にまだ構築している最中ですけど、目指しているサッカーの一部分は表現できたかなと思います。見ている方もこういうものを見続けたいと思ってくれたらと思います。僕が目指しているのはこういうものです。ただ、質であったり、精度やタイミングだったり、微調整が必要なところは多々あるのですが、発展の状況にあるかなと思います。セットプレーからの失点はもう少し改善する必要があると思います。 --土居 聖真選手への評価を聞かせてください。まず技術的な話をします。彼は3カ月近くケガで離脱していました。戻ってきたところでいきなりフルに使うとケガが再発する恐れがあったし、ほかの部分をケガする可能性がありました。技術的な部分では申し分がない。少しずつ彼をフィットさせたい部分がある。ここ数年でケガがある選手を徐々にフィットさせたいという思いで準備しているし、彼らともそういう話をしています。 個々とチームを合わせて、いかに活動量、活動日数を増やすかを考えています。土居選手に関しては技術的には問題ありません。前節も非常に良いプレーをしていましたし、そのほかの試合でも良いプレーができています。駒の1人として考えることができる選手です。記者さんは知っていると思いますが、ほとんどの選手がチャンスをもらっています。それぞれがそれぞれの武器と特長を発揮してくれればいい。その中で組織の役割をしっかりとやっていくところなので、彼だけでなく途中で入った選手全員が、チームや組織としての意識を持って取り組んでくれていると思います。
FC東京
監督
非常に素晴らしい入りができて、前半15分までに1点取れていればまた違った展開にできた。最後の15分はオープンで鹿島にも危ないシーンを作られましたが、全員が相手ゴールを目指すアグレッシブなプレーを見せてくれた。アウェイ・鹿島戦は難しい試合で、簡単には勝利を取ることができない。そんな中で全員で勝点1を取ったことはポジティブに捉えたい。 今日は内田(宅哉)が初先発で良いプレーをしてくれた。今後に期待したいですし、三田(啓貴)も2アシストを記録して精度の高いセットプレーのキッカーを務め、中盤の構成でも技術を発揮してくれた。チームにとっては新しい台頭も非常に大きい。また8月の試合、連戦が続きますが、チーム全体でしっかり戦っていきたいと思います。 --セットプレーから2発。分析していましたか?セットプレーに関してはコーチングスタッフが分析して選手たちに伝えています。キッカーの精度も中の選手の入り方も良かったと思います。セットプレーから2発でしたけど、流れからチャンスもあったので決め切れなかったのは残念です。 --後半は少し受けて入ろうという狙いでしたか?まったく違いますね。後半も行こうと。アダ(アダイウトン)と紺ちゃん(紺野 和也)を勝っている段階で投入したので、さらに攻めるというメッセージを送ったが、ちょっと空回りしたと思います。
鹿島アントラーズ
MF 8
土居 聖真
--得点シーンを振り返って。遠藤(康)選手が良い形で和泉(竜司)選手とワンツーして崩したときに、顔が上がったタイミングで動き出そうと思っていた。そこに良いタイミングでボールが来ましたし、ちょっと後ろ気味だったんですけど、うまく合わせられて良かったです。 --今季初ゴール。チーム状況を考えると強い気持ちがあったのでは?チームもそうですし、今日に限って言えば負けていたところもありますし、個人的にも結果が欲しいとずっと思っていた。どんどんゴール前に顔を出せればなと思っていたので、それが結果につながって良かったです。
FW 9
エヴェラウド
--得点シーンを振り返って。FWに求められているのは得点なので、それが続けてホームで決められて良かったと思います。また日々の練習に戻って勝点3の結果を取れるように頑張ります。 --後半に関しては、選手としてはどういう手ごたえがありますか?ボールを保持している状況が長ければ長いほど、ディフェンスとして相手を後追いで走ることがないので選手としては良いです。やりやすさを感じています。それがチャンスにつながっているので、目標としているところに近づけていると思います。