2025/6/15 (日) 18:33 KO
第20節
清水エスパルス
清水
0
-0
ガンバ大阪
G大阪
入場者数: 16,401人
天候: 晴|気温: 26.1℃|湿度: 72%
チャンスは到来、ゴールはゼロ。両者、停滞感打破ならず
清水エスパルス
監督
勝ちたかったですね。それが正直な気持ちです。この暑い中、16,400人以上のサポーター・ファミリーが駆けつけてくれて、やはりここは“聖地”のアイスタなんだと思わせてくれる雰囲気でした。『父の日』に、清水エスパルスを愛するお父さん方に、プレゼントとして勝点3を届けられなかったことが残念です。 ただ、直近はセットプレーで失点が続いており、前節のセレッソ大阪戦では4失点を喫していた中で、選手たちには「もう一度、強固で粘り強い守備をしよう」と話をしていました。しっかりとクリーンシートで狙いどおりにしのいでみせた集中力、修正力は評価していますし、セットプレーの守り方、そしてキックオフ時のシステムを少し変えた中で、全員が最後の最後までハードワークした結果としてのクリーンシートだと思っています。 この暑い中でも、相手以上に走り、最後まで勝つために戦った選手たちの姿勢は、リスペクトに値します。今日は選手たちの頑張りに感謝します。 だからこそ、試合後の選手たちも悔しそうにしていましたが、仕留められる場面がいくつかあった中で、そこを仕留めさえすればわれわれのゲームでした。そこは引き続き何度もやりながら。まずはクリーンシートでしっかりと抑えたところ、セットプレーを修正したことを評価して、点を取る部分についてはトレーニングの中で高めていければと思っています。 --直近は4バックの試合が続いていましたが、3バックを採用した意図を教えてください。より堅いのは3バック。守備のときは5バックで構えながら、前向きに出ていく形だと思っていました。コーチングスタッフ、テクニカルスタッフとともに実施した分析の中で、最後の最後まで悩みながら、3バックを選択しました。 前半は何回か、全体がスライドをして縦へズレるのか、シャドーに二度追いをしてもらうのかで、迷いがありました。後半は、よりアグレッシブなゲームにできましたが、盛り返せたのはハーフタイムで守備を修正できたことが大きいです。非常に良い修正力・対応力を見せてくれたと思っています。
ガンバ大阪
監督
良いフットボールの試合だったのではないかと思います。ガンバが多くの時間において、エスパルスをコントロールすることができました。 相手の最終ラインが5枚できたことは大きな驚きでしたが、相手のシステム変更にも適応し、その上で自分たちの形を見せることができました。 特に後半のパフォーマンスは良かったと感じています。先制点を取れるチャンスもありました。確かにエスパルスさんも多くのチャンスを作りましたが、われわれも同様でした。 疲労の面もあって、後半の時間が経つと、1点が結果を分けると感じていました。スコアは0-0で終わってしまい、決して満足できない結果ではありますが、これからの後半戦でポイントを積み上げていくことを考えると、ポジティブな1ポイントとも捉えられます。次の天皇杯(2回戦・ヴィアティン三重戦)に向けても、しっかりとした準備をしていきます。 --加入直後だった安部 柊斗選手を先発起用した理由と、今日の評価を聞かせてください。正直、この1週間の中で、迷っていたのは事実です。ただ、この試合ではエスパルスさん相手に、ボールが持てる展開を予想し、ダイナミックさを求めていく中で、ネタ(ラヴィ)と柊斗のコンビを選びました。 彼の適応のために時間は必要だと思いますが、ベルギーで見せてきた走力・運動量などの強みについては、この試合でも見せてくれました。
ガンバ大阪
--数多くのファインセーブがありましたが、ご自身のパフォーマンスをどう振り返りますか?僕としては、チームが勝つことがすべてなので、勝ちを持ってくるために自分に何ができたかは、いまも考えてしまいます。ただ、直近はチームの失点が増えていた中で、無失点で抑えられたのは、GKとして1つ自信になりますし、理屈を抜きにしても、結果は大事だとも感じています。 --後半には乾 貴士選手の決定機を防ぎましたね。僕がセレッソのアカデミーにいたころから、乾選手のプレーはずっと見ていました。その中で、先にこっちが動いてしまうと(シュートコースを)変えられることは分かっていましたし、先に動かないことを意識して、仮に良いコースに飛んできたら仕方ないと割り切って、我慢したことで生まれたセーブでした。ただ、やはり乾選手はクオリティーが高い印象でしたし、ともにプレーできてうれしかったです。 --相手に決定機を数多く作られた中、チームとして我慢できたことも大きかったのでは?清水とのアウェイゲームは難しい試合になると考えていました。僕らは(J1第17節で)神戸とやったときに、ちょっと前がかりになり過ぎて失点したこともありました。もちろん、最後まで勝ちにはいきましたが、バランスを崩し過ぎないことを意識していました。
清水エスパルス
MF 14
山原 怜音
--スコアレスドローの結果をどう捉えていますか?まずはひさびさに無失点で終えることができたのは、プラスに捉えてもいいと思います。ただ、振り返ると、自分を含めて決められそうな決定機は複数回にわたってありました。勝ちに持っていく戦いをしなければなりませんでした。なので、結果については悔しかったです。自分が勝たせることのできたゲームですし、チームとしても個人としても、ギリギリの戦いを勝ちに持っていくことで得られる成長もあると思っています。 --4バックの相手に対して、3バックで戦う点については手ごたえを得られたのでは?チームとしてこの中断期間に準備していた形だったので、守備時のマークの受け渡し、攻撃時にポジションを崩しながら出ていくところなど、出せるものは出せたと思います。 --SBではなくウイングバックと、より高い位置でプレーすることで、意識が変わった点を教えてください。ゴール前に入っていく、特に逆サイドからのクロスに対して入っていくところは意識していました。今まではクロスを上げる、チャンスを作るところが求められていましたが、今日の試合ではフィニッシャーとしての役割も求められると痛感しました。その中で決め切る力も必要です。
FW 23
北川 航也
--J1第5節では敗れていた相手にスコアレスドローという試合でしたが、この結果をどのように捉えていますか?前節のリーグ戦(C大阪戦)では4失点を喫していますし、合間に天皇杯(2回戦・松本戦)はありましたが、その後のゲームはより難しくなると思っていました。全員がハードワークをした結果だと思います。直近はやられることが多かったセットプレーも含めて、しっかりとコミュニケーションをとった上で、無失点に抑えられたことは良かったです。ただ、無得点だと最大でも勝点1しか取れません。決めるところを決める大事さも痛感しました。課題も収穫も双方出たゲームだと思います。 --C大阪戦では負傷交代していましたが、現在のご自身のコンディションは?自分の仕事である得点に結びつくプレーはできませんでしたが、チームのために、今日できる100%はピッチの上で表現できました。次の試合に向けて良い準備をしたいと思っています。 --結果としては取り消しとなりましたが、後半にはゴールネットも揺らしました。GKと最終ラインの間に素早いボールを入れるのは、このチームのクロス攻撃における約束事項です。ボールがそこに来て合わなければ、(ボックス内に)入らなかった選手の責任だと、常に言われています。(取り消しとなった)得点シーンのボールは、少しディフレクションしたことで、自分の思っていた場所には来なかったですが、そこに入っていくことを続けて、ゴールに持っていく力をつけたいと思います。