クラブ史上初めて明治安田J2を戦っている相模原は、5月以降勝点をなかなか積み上げられず、第18節を終えた時点で単独の最下位に。いままさに試練のときを過ごしている。
クラブはJ2昇格の功労者でもあった三浦 文丈監督の解任を決断。6月以降は高木 琢也新監督が指揮を執るようになり、守備的なサッカーから攻撃的なサッカーへとシフトした。しかし、高木監督が就任してから公式戦を3試合戦い、天皇杯2回戦では勝利したもののリーグでは連敗中。今節は相模原ギオンスタジアムで行われるホームゲーム。サポーターの前で勝点3を獲得し、浮上のきっかけをつかみたいところだ。
チームの現状に対し高木監督は「ちゃんとやっていければ、必ずそういう(結果が出る)チャンスは出てくる。うまくかみ合えば良くなると思いますし、それを信じてやるしかない」と語り、「僕も手は抜かないですし、自分の持っているものはできるだけ出し切っていきたい」とクラブが目標として掲げる残留へ向けて、監督としても覚悟を決めている。
そんな相模原の相手は9位の東京V。6月に入り、リーグ戦2試合と天皇杯の1試合を戦って2勝1敗。16日に行われた岡山との天皇杯では主力選手も起用したが結果は0-1。試合後、永井 秀樹監督は「われわれが非常に物足りないときのゲームになってしまった」と反省。今節へ向けて気持ちを切り替え、「常にゴールを目指して勝ちにいく執念を90分見せられるサッカーをやるべく、努力をしていきたい」と誓った。
立場は違えど、お互い次の試合で勝利という結果を誰よりも欲していることは同じ。その気持ちがより強いほうがこの試合を制すのではないだろうか。勝利が欲しい緑のチーム同士による一戦。熱戦が繰り広げられることは間違いない。
[ 文:舞野 隼大 ]
