長いトンネルを抜けた秋田と、そのトンネルの真っただ中にいる金沢の対戦となる。秋田は前節・栃木戦で2-1の逆転勝利。10試合ぶりの勝点3を手にし、中位をうかがう位置まで浮上。試合後、諸岡 裕人が「残留争いという意味でもそうですし、本当に大きな1勝になったかなと思います」と話していたように、ほぼ残留を決めた。今節の自力での残留確定はないが、ライバルの結果次第で3年連続の残留が確定する。
一方、残留争い直接対決となった前節・山口戦を2-3で落とし、8試合勝ちなしとなった金沢は、降格と最下位が近づく難しい状況となった。今節は何をおいても勝利が欲しいところ。
相変わらず簡単な失点が多く、ここ2試合はクロスが失点につながるなど、GKの頭を越えるボールに課題が残る。柳下 正明監督も「2試合続けてああいう形で失点をすると、やっている選手たちは、ちょっと動揺したり、落ち込んだりする」と話していたように、なんでもないところからの失点がチームに与える影響は大きい。今季はただでさえ先に失点すると勝率ゼロ%という状況。今節もセットプレーやクロスが多くなることが予想されるだけに、なおさら注意が必要となる。それでも残り5試合のうち、ホームゲームが4つ残っている金沢。ホームのサポーターに勝利を届けて望みをつなぎたい。
[ 文:村田 亘 ]