前節で勝利を収めたチーム同士の対戦。明治安田J2第11節のキューアンドエースタジアムみやぎ会場では、仙台と愛媛が連勝を狙って激突する。
アウェイの愛媛は、1勝3分6敗の勝点6で19位。開幕からなかなか結果が出ずに苦しんでいたが、前節・山形戦でついに勝利。3-2と点の取り合いを制した。石丸 清隆監督の下、攻守とも積極的にアクションを起こして主導権掌握を図ってきており、最近は内容も向上してきただけに、うれしい1勝となった。
行友 翔哉のJ2初ゴールが決勝点になるなど、ポジティブな要素を次の結果につなげられるか。
ホームの仙台は、5勝3分2敗の勝点18で3位。森山 佳郎監督が就任初年度の昨季に構築してきた守備のベースに加え、今季は攻撃にバリエーションを加えている。前節・熊本戦を1-0で勝利したことにより、4試合連続無失点を達成。前線からのプレッシャーでもブロックを構えた守備でも相手を食い止められる強さがある一方、攻撃はチャンスの数に見合った得点を決めることが課題になっている。今節は複数得点を挙げられるか。
両チームとも、中盤でボールを落ち着ける選手も、スピードアップさせられる選手もそろう。中盤での主導権を掌握することが、決定機の数にも大きく影響しそうだ。愛媛は
谷本 駿介と
深澤 佑太のボランチが攻守のバランスをとり、
甲田 英將のドリブルなどで突き崩す。仙台は
鎌田 大夢のパスや
松井 蓮之の前に出るプレーに加え、
オナイウ 情滋のスピードなどで攻撃のテンポを変えられる。愛媛の
佐藤 亮の左足や、仙台の
宮崎 鴻のヘディングのように、攻撃を完結させるFWの武器にも注目だ。
[ 文:板垣 晴朗 ]