お互いにとって、この結果が持つ意味合いは大きい。その勝点3を懸けて磐田と岐阜が激突する。
磐田は前節・大宮戦で劇的な勝利を飾り、PK勝ち1試合を含む3連勝中。結果だけを見ればようやく浮上の兆しが見え始めていた。しかしクラブは22日、志垣 良監督が辞任という形で契約解除となり、三浦 文丈コーチが新監督として指揮を執ることを発表した。藤田 俊哉スポーツダイレクターは「現状をよく知っているということと選手たちのメンタル面や気持ちを考慮して、三浦ヘッドコーチに託すという決断をした」と語る。三浦 文丈新監督は22日の練習から指揮を執っており、岐阜をホームに迎える今節が新体制での初陣となる。
また、今節は磐田市の小学生5、6年生を招待する『一斉観戦試合』という特別な一戦でもある。2011年から始まった恒例行事(2020年は新型コロナウイルス感染症の影響により開催なし)は今年で15回目を迎え、過去11勝3敗と高い勝率を誇っており、2019年以降は6連勝中だ。2022年の明治安田J1第13節・FC東京戦のように終盤のゴールで劇的な勝利を届けた試合もあれば、2024年のJ1第16節・湘南戦では2点リードを許したところから試合をひっくり返して勝利を収めた過去もあるように、子どもたちのパワーを受けて底力を見せてきた。三浦 文丈新監督は「ジュビロ磐田のこの先の未来に向けても勝利することとしっかりとした基盤を作っていかなければいけない。あとはスタジアムにはたくさんのジュビロサポーターが来てくれるので、その人たちと歓喜をしっかりと味わいたい」と必勝を誓う。
対する岐阜は、2月に行われた磐田との前回対戦で2-1の勝利を収めており、J3クラブながらJ2・J3百年構想EAST-Bグループで2位と好調だ。4月に入って大宮、藤枝というJ2クラブに連敗を喫したが、前節は同カテゴリーの福島に2-1で勝利。イヤな流れを断ち切って今節を迎えられることはポジティブで、上位フィニッシュを目指す上でも真価が問われる一戦になるだろう。
[ 文:森 亮太 ]