毎年恒例の大型連休での連戦。相模原ギオンスタジアムで、相模原と栃木Cが火花を散らす。
ホーム2連戦の2戦目に臨む相模原は、25日に行われた前節で湘南と対戦。昨季までJ1を戦っていたチームとの差を痛感した2月のアウェイゲーム(0●4)から約2カ月、培ってきたものを全力でぶつけ、1-1の接戦に持ち込んだ。
最後は惜しくもPK戦で敗れ、リベンジこそかなわなかったものの、ホームで過去3番目の観客数となった8,957名の前で、「選手たちが見せたパフォーマンスは本当に称賛されるべきだし、結果以外は完璧だったんじゃないか」と、シュタルフ 悠紀リヒャルト監督は胸を張った。
そして次に待つのは、「このグループで一番負けたくない相手かもしれない」と選手たちが口をそろえる栃木Cとの一戦だ。
昨季ホーム最終戦で0-5の大敗を喫し、目の前でシャーレを掲げられた屈辱はいまも色濃く残る。今季の前回対戦では、18本のシュートを放ちながら無得点に終わり、PK戦で敗れた。内容で上回っても勝ち切れなかった悔しさを、今度こそ勝利で塗り替えたい。
対する栃木Cは勢い十分だ。前節の“栃木ダービー”では、90+6分に
知念 哲矢が劇的な決勝ゴールを奪い、CITY FOOTBALL STATIONは今季屈指の熱狂に包まれた。
「なかなか勝てず、ファン・サポーターの方々に不安に思われた部分もあったと思いますが、今日の結果で栃木Cが強いことが証明されたと思う」
升掛 友護が語ったその言葉をより確かなものにするためには、ここから勝利を積み重ねて巻き返していくのみ。J3優勝の歓喜を味わったスタジアムでの再戦は、その足がかりとなるはず。
雪辱を今度こそ果たしたい相模原と、昨季のような勢いを取り戻し、浮上のきっかけをつかみたい栃木C。譲れない思いが、ギオンスで激突する。
[ 文:青木 ひかる ]