勝点16で明治安田J2・J3百年構想EAST-Bグループの8位につける札幌と、勝点22で3位の藤枝が大和ハウス プレミストドームで対戦する。
札幌は前節、ホームでいわきと対戦。相手の積極的なプレッシングに臆した感もあり、なかなか狙った形で試合を進めることができずにいた中で、65分に失点を喫する苦しい展開を強いられた。しかし、終盤にDF
家泉 怜依を前線に上げ、「練習でもやったことがない」(
家泉 怜依)というパワープレーを敢行すると、後半アディショナルタイムにその
家泉 怜依が同点ゴール、そして
大森 真吾が今季初ゴールを奪い、鮮やかに逆転。見事に勝利を収めた。
これで2連勝となったが、非常に意義のある連勝と言える。前々節・松本戦と前節はともにシビアに勝利を求めて戦い、そしてしっかりと勝ち切った。いわき戦については「自分たちのサッカーができなかった」と口にする選手もいたが、その中でも結果を得たことは自信になるはずだ。
対する藤枝は前節、ホームで大宮と対戦。きっ抗した展開の中で焦れずに戦い、65分に
真鍋 隼虎が鋭いシュートを決めて先制。その勢いに乗って優勢に試合を進めるも、終盤に同点とされると、PK戦の末に敗戦を喫してしまった。
勝てば3連勝という場面で惜敗してしまったのは残念だが、試合を重ねる中でより安定感のある戦いが身についてきた印象が強い。そして特筆すべきは若きFW
真鍋 隼虎の活躍だろう。現在3試合連続得点中。チームが安定感を増している中で、得点源として働ける選手の台頭はあまりにも大きい。
ともに前節から中3日でこの試合を迎えるが、どちらも状態が良好とあって、見ごたえのある試合になること間違いなしだ。
[ 文:斉藤 宏則 ]