大型連休中の5連戦は早くも折り返し地点。岐阜メモリアルセンターヒマラヤスタジアム岐阜では、明治安田J2・J3百年構想EAST-Bグループ地域リーグラウンド第14節として、3位・岐阜と7位・札幌が激突する。
J2勢が多いグループの中で、J3所属ながら健闘を続ける岐阜。前節はいわきを1-0で下し、大きな白星を手にした。30分に相手が退場者を出したとはいえ、その場面も
川本 梨誉が個人技で巧みにターンして抜け出したことから生まれたものであり、数的優位になる前の同数の時間帯にも先制のチャンスは十分にあった。後半戦に入り、各クラブの分析が進んだことでやや停滞感も見えていたが、首位撃破という結果はチームにとって精神的にも大きな意味を持つはずだ。
ただし、重要なのは常に次の一戦。中2日で、今節も再び実力あるJ2クラブとの対戦となる。押し込まれる時間は増えることが予想されるが、
羽田 健人ら守備陣を中心に全員で体を張り、耐えながら勝機をうかがいたい。チャンスと見れば全員で一気に前へ出る。その攻守の切り替えを、
福田 晃斗と
中村 駿という経験豊富なベテランボランチがどうコントロールするかもカギになる。
一方の札幌も好調を維持している。前節は藤枝を2-1で下し、ホーム3連戦を3連勝で締めくくった。しかも、いずれも終盤に得点を奪って勝ち切る勝負強さを発揮。相手に流れを握られる時間帯もありながら、守備の集中を切らさず最少失点でしのいだことが、劇的な勝利につながった。今節は中2日の日程だけに、スターティングメンバーの入れ替えも考えられるが、ホームで得た勢いをそのままアウェイにも持ち込み、勝点3の積み上げを狙う。
[ 文:斎藤 孝一 ]