明治安田J2・J3百年構想EAST-Bグループ地域リーグラウンド第16節、福島は磐田をホームに迎える。
福島は前節、藤枝と対戦。立ち上がりは主導権を握られ、28分に先制を許す苦しい展開となった。しかし、その後はGK
吉丸 絢梓のビッグセーブで踏みとどまると、前半終了間際に反撃を開始。
永長 鷹虎のシュートから得たPKを、
岡田 優希が冷静に沈めて同点に追いついた。一進一退の攻防が続いた後半は互いに得点が生まれず、決着はPK戦へ。最後はGK
吉丸 絢梓が
矢村 健のキックを見事に止め、PKスコア4-3で勝利をつかみ取った。粘り強く戦い抜き、今季初のPK勝ちを収めたチームの士気は極めて高い。
対する磐田は前節、首位・甲府との一戦で勝負強さを見せつけた。1点ビハインドで迎えた81分に
ヤン ファンデンベルフのゴールで追いつくと、わずか3分後には途中出場の
マテウス ペイショットが鮮やかな逆転ゴールをマークした。短時間で試合をひっくり返す爆発力と、途中出場の選手が確実に結果を出す層の厚さは、福島にとって最大の脅威となるだろう。
今節の焦点は、福島がいかに磐田の強力な外国籍選手を封じ、自分たちのリズムでボールを動かせるかにある。前節、粘り強い守備で最少失点に抑えた守備陣の踏ん張りと、攻撃陣の決定力が勝敗を分けるカギとなる。
いまの福島には自信がみなぎる。前回対戦では0-0で迎えたPK戦の末に敗れたが、とうほう・みんなのスタジアムに集うサポーターの声援を背に、不屈の組織力で磐田の個を上回ることができるか。前節の勝利で得た勢いそのままに、福島は真っ向勝負を挑む。
[ 文:近藤 健多朗 ]