明治安田J2・J3百年構想リーグもいよいよ終盤戦。相模原ギオンスタジアムでは、相模原と八戸が約1カ月半ぶりに顔を合わせる。
地域リーグラウンドでは、今節がホーム最終戦となる相模原。4月25日から始まった5連戦は90分間での敗戦がゼロ、PK戦での勝利を含めれば4連勝中と、勢いに乗っている。
総勢23名と全60クラブで最少人数の編成ながら、この連戦を乗り越えてきた。前節・山形戦ではカテゴリーが上の相手に、2点差をひっくり返して勝利。どんな展開でも足を止めず、『走る・戦う・助け合う』を掲げる“エナジーフットボール”を体現した選手たちに対し、シュタルフ 悠紀リヒャルト監督も「本当に誇らしい」と目を細めた。
EAST-Aグループ1位はすでに仙台が決めているものの、残り2試合を連勝できれば、条件次第で2位浮上の可能性も残されている。プレーオフラウンドへはずみをつける意味でも、ホームラストゲームを白星で締めくくりたい。
注目は古巣との対戦になる
佐々木 快、そして
安藤 翼。鋭い抜け出しを武器にゴールへ迫る
佐々木 快に加え、前線で起点となれる
安藤 翼が攻撃をどう活性化させるか。今季積み重ねてきたスタイルを示し、来季へつながる内容も求められる。
対する八戸は、第12節・秋田戦での勝利を最後に白星から遠ざかる苦しい状況が続いている。ただ、総失点はグループで4番目に少ない『18』。大敗は少なく、多くの試合で接戦へ持ち込みながら、あと一歩のところで勝点を逃してきた。
それでも、前節は内容面で確かな収穫を得た。ホームで仙台と対戦し、エース・
澤上 竜二の得点で先制。後半に追いつかれ、PK戦の末に敗れたものの、今季わずか1敗の首位・仙台を最後まで追い込んだ。
前回は2-2からPK戦で敗れた相模原を相手に、今節こそ90分で決着をつけたい八戸。粘り強い守備を土台に、訪れた好機で仕留め切れるか。最下位脱出に向けても、重要な一戦となる。
[ 文:青木 ひかる ]