高知は前節、愛媛と対戦して0-1で敗戦。試合後、吉本 岳史監督は「今季一番悔しかったゲーム」と強い表現で振り返った。何度も強調したのは相手ゴールに向かう姿勢。「ゴールに向かう姿勢をもっと見せなければ」「足を振れるときに足を振るストライカー、フィニッシャー、エゴを出してでもゴールに向かう選手が多くなればなるほど相手は怖い」とのコメントを残している。直近5試合のうち4試合が無得点という状況だが、金沢との前回対戦では躊躇なく足を振り、2本のミドルシュートを含めて3得点を決めている。まず求められるのは、そういった姿勢を取り戻すこと。多くのゴールを挙げて勝利をつかみ、1つでも上の順位でのフィニッシュを目指す。
迎え撃つ金沢は前節、FC大阪と対戦。90分を1-1で終えた末にPK戦で勝利を収めた。収穫は宮崎 海冬がリーグ戦初アシスト、ブワニカ 啓太が今季2点目を決めたこと。しかしながら「2点目を取って試合を運ぶ、もしくは相手陣内で試合を進める」(辻田 真輝監督)という課題は残った。特に2点目を取るという課題はシーズン中盤からずっとつきまとっている。複数得点は今季三度しかなく、最後の複数得点は第6節・富山戦までさかのぼらなければならない。さらに、複数得点を奪ったのはいずれもアウェイ。今節は勝っても負けても順位が変わらないが、地域リーグラウンド最後のホームゲームでサポーターに複数得点と勝利を届けたい。
[ 文:村田 亘 ]
