2026/5/30 (土) 14:00 KO
プレーオフラウンド 29-32位決定戦 第1戦
栃木シティ
栃木C
3
-3
3 PK 1
ジュビロ磐田
磐田
入場者数: 2,300人
天候: 晴れ|気温: 28.8℃|湿度: 27%
壮絶なシーソーゲーム。PK戦の末、栃木Cに軍配
ジュビロ磐田
--久しぶりの実戦復帰について。今週、チームの全体練習に合流したばかりで、少し制限がある中での試合でしたけど、開幕戦の前にケガしてしまって、久しぶりの試合だったので、ピッチに立てることのうれしさをあらためて感じました。ただ、PK戦で負けてしまったので、勝ち切りたかったという悔しい気持ちはあります。 --投入後すぐ、空中戦という持ち味を出したところからPKにもつながりました。あのプレーは求められていましたか?自分が入る前に2-3になって、パワープレー気味というか、点を取りにいかなければいけない状況でもありました。自分と(吉村)瑠晟が入って、ロングボールをどんどん欲しいと要求していたので、そこは自分の武器を1つ出せたかなと思います。 --ケガでほとんど出場できなかった半年間の思いは?チームを上(スタンド)から見ていて、調子が良いときも悪いときも、自分の強さを出せない悔しさはありました。その刺激からリハビリでもっと強くなろうという気持ちも芽生えたので、そういう意味では良い期間だったと思えています。 --今季中に復帰できた意味はどう感じていますか?本当に間に合うか分からない状況でしたが、プレーオフに向けて頑張ってきたので、復帰できたことは大きいと思っています。今回は負けという結果になってしまったので、最後はホームで絶対に勝って終われるようにしたいと思います。
結果がすべてです。こういうゲームを勝ち切れないとやっぱり成長できないと思うし、自分たちの弱さが出たと思います。ただ、前半にもう少し点を決めていれば試合展開も変わったと思うので、自分たちから相手に流れを渡してしまった試合だったと思います。 --リードしたあとにすぐに追いつかれるような展開でした。そこに反省点はありますか?1失点目も自分たちのちょっとしたスキでやられてしまった場面だと思いますし、個々が修正することで対応していくしかないと思いますけど、前半は決して悪い内容ではなかったと思います。ただ、保持する場面や縦に行く場面を使い分ける判断をして、簡単に相手にボールを渡さないところはもう少しチャレンジしていかなければいけないと思います。 --3バックの右でプレーする機会が増えています。その中でいま、感じていることは?攻撃は自分のイメージどおりにやれている部分はあります。ただ、今日は相手が攻め残りしてきたので、攻撃へ出ていけるシーンが少なかったです。それでも自分はそこで違いを出していかなければいけないと思いますし、守備は身長が低いところをどうカバーしていくか。そういうところはもっと考えてプレーしていかなければいけないと思っています。
栃木シティ
監督
流れはそれほど悪くなかった中で、2回もリードを許してしまったところは反省しなければいけないと思っています。逆に、一瞬の流れをつかんだ磐田さんの勝負勘、勝負を取り切る、流れを読み切るところがわれわれに足りなかったところだと思います。ただ、2回のビハインドから同点に追いついて、一瞬でしたがリードするところまでいけたことは評価しています。120分間を通して、相手に決定機もありましたが、大きな流れはこっちにあった試合だと思いますので、PK戦で勝つことも必然だったと思うし、最後をしっかり勝ち切って終えられた試合だと思います。 --前半は1-1で折り返しましたが、後半は立ち上がりからギアを上げるように攻勢をかけられたと思います。後半の狙いはどういうものだったのでしょうか?もっとできるんじゃないかということです。ハーフタイムに伝えたのは「もっとできるでしょ?こんなもんじゃないでしょう?」ということ。相手にビビっているわけではないと思いますが、われわれの最近のパフォーマンスからすれば、もっと相手が怖がるところに入っていくことが必要でした。前半はちょっと躊躇しているように見えたので、そこは選手たちも感じていたところだったし、それが後半はハッキリと(改善したところが)プレーに出てきたので、そこは非常に評価しています。ただ、先ほども言いましたが、そうやって攻勢をかけても2点目を(先に)取ったのは磐田さんなので、そこは反省したいと思います。 --2点目と3点目はペナルティーエリア内のポケットを取りにいってからの折り返しでしたが、狙いどおりでしたか?あそこのポケットを取りにいくのはどのチームも意識しているところだとは思いますが、やはり相手の目線を変えるというところで、結果的にあそこを取って逆サイドへという狙いは必要でした。前節(直近のJ2・J3百年構想EAST-Aグループ第18節)の秋田戦はその点が反省点だったし、秋田戦の振り返りのミーティングでも「ここが空いていたよ」と共有した中で、今日はまた相手が変わりましたが、しっかり表現してくれたと思います。クオリティーの高いクロスを入れて得点できたことについては自信になるし、乾 貴哉が奪った3点目については、普段練習している形からドンピシャで合わせて点を取れました。それも自信になると思います。 --磐田に要所を持っていかれて失点したことについて、相手に対して感じたことはどんなことでしょうか?ボールの処理のうまさ、空中戦のデュエル、あとは1個1個のパスの丁寧さ。そういう一つひとつのプレーの精度が流れにつながっていきますので、その点についてわれわれはもっと気を遣ってできるのかなと思いました。
ジュビロ磐田
監督
アウェイの地までたくさんのサポーターが来てくださり、われわれと一緒に戦ってくれました。いつもどおりの後押しをしていただいたにもかかわらず、最後に結果を出せなかったことは本当に申し訳なく思っています。 オウンゴールでしたが、狙いどおりの形から得点することができました。ただ、そのあとにゲームを締めながら前半を折り返さなければいけなかったところで失点してしまいました。後半もわれわれがリードしたにもかかわらず、また追いつかれてしまい、ゲームの進め方は少し問題があったと思います。そこは私自身がしっかりとアプローチできれば良かったと感じています。 ただ、延長戦でゴールを奪われましたが、本当にパワーを振り絞って、最後にああいう形で3-3まで追いついてくれたことは選手たちがよくやってくれたと思います。 PK戦の結果に関しては、すべて私の責任だと思っているので、本当に申し訳ないと思っています。 --得点に関して、狙いどおりだった部分はどの辺りでしたか?先制点はサイドチェンジから右サイドという形でしたし、2点目に関しても、クロスのときに大外が空くというところから。為田(大貴)がそこに入ってゴールを決めてくれたところは狙いどおりでした。 --ベンチには若手が多かった中で、ベンチワークはどのように考えて決断していきましたか?スタッフともいろいろと話しながら、最終的には私が決断したので、多少遅さはあったのかなというふうには感じています。ただ、きっ抗した戦いでもあったので、交代カードを切るタイミングは少し難しかったですね。そこはあらためて映像を見て、検証したいと思います。
栃木シティ
MF 24
西谷 和希
--90分、そして延長戦までフルでプレーしましたが、どんな感触でしたか?とにかく相手よりも運動量で負けないように、90分、120分と意識してやりました。暑いときは意外と動いたほうが勝ちなんです。うまく体力をコントロールしようとすると体が動かなくなるので、今日はそこを意識してやりました。 --前半にダヴィド モーベルグ選手のゴールをアシストしました。自陣のスローインをクイックリスタートした流れからでした。モービー(モーベルグ)は練習のときから自分がボールを持っているときにああいう動き出しをするし、練習でも何回か狙ったりしていたので、そういった狙いがうまく出て良かったと思います。けっこう、モービーはああいうふうに動くんです。動き出しがうまいんです。 --前半はビルドアップで人が入れ替わりながら前進はできていましたが、相手陣内の深いところまで行くシーンはそれほどなかったと思います。それが後半は立ち上がりから深いところまで行けていました。狙いを変えたところがあったのですか?アタッキングサードでの背後の取り方を工夫しようと。相手は最終ラインに5枚いるので、相手が5枚もいるときに深く取ろうとしても、相手の前でサッカーをするだけになってしまうところがありました。前半は押し込めるのだけど、相手のペナルティーエリア内には入っていけない状態でした。相手の背中を取りにいくという作業が足りなかったので、後半はまず背後へのランニングを増やしつつ、相手が下がって中盤のライン間が空いてきたときに、自分はそこを狙って受けることを意識していました。 --そこで西谷選手が受けてからサイドを使うことでクロスが増えていきました。クロス数も増えていったし、クロスに対して入っていったときに相手のウイングバックの戻りがそれほど早くなかったこともあり、「逆サイドのウイングも狙える」という共有はありました。 --2点目も3点目もポケットを取ったところからのクロスでした。練習からクロスの入り方もいろいろと工夫してやっているし、後半はそこを全員がしっかり狙っていけたという感じです。
DF 17
知念 哲矢
--延長戦、PK戦まで行くゲームでしたが、率直に振り返ってどういう感想がありますか?特に前半は失点するようなシーンがない中で失点してしまい、もったいないなと。後半はしっかりと自分たちの形を作りながら得点も取れましたが、やっぱりもったいない失点が続いてしまったと思います。悲観する内容ではなかったし、90分間で勝ち切りたかったですが、あらためて振り返ると、前半からもっと自分たちのサッカーを表現できたかなという感想です。 --後半は立ち上がりからギアが入るように相手を押し込みましたが、なかなか点が取れない中で逆に1回のピンチで失点しました。振り返るとどうでしょうか?失点シーンは、その前から振り返ればファウルをもらえる・もらえないで倒れてしまって、攻守の切り替えが遅れてという状況もありました。自分たちらしくないプレーが続いたことが影響したと思います。 --ただ、その後同点に追いつき、延長戦に3点目も奪いました。相手がイヤがるエリアに飛び込むようなシーンをたくさん作れていたと思います。自分たちの運動量を上げること、それと球際の強度を上げること、ミスを減らすこと、そして倒れないこと。後半は徹底して表現できたと思います。 --個の力のある磐田相手にPK戦とはいえ勝ち切れたことはどう受け止めていますか?似たようなゲームでいえば(J2・J3百年構想EAST-Aグループ地域リーグラウンド第15節・)横浜FC戦があります。前半は内容が良くなくて、後半になって盛り返したけれど、あのゲームは結局PK戦で負けています。今日もPK戦まで行きましたが、勝ち切れたことは自分たちの自信にもつながります。ただし、もっと早く、前半から自分たちのサッカーを表現しなければいけないという課題もあらためて見つかったので、その意味ですごく良い1試合になったと思います。 (マテイ)ヨニッチとイーニョ君(奥井 諒)とも話しましたが、みんなが楽しみながらできていたし、今日はみんなに笑顔が多かったと思います。自分たちのチャレンジ&カバーもしっかりできていました。誰かがミスをしても周りがカバーすればいいという関係性がしっかりできてきたので、失点はしているのですが、後ろに関しては選手同士でコミュニケーションがとれていたと思います。