23分に江口 直生の直接FKで先制するも、80分にCKから失点。しかし秋田はその直後のセットプレーで相手のオウンゴールを誘発し、勝ち越しに成功。終了数分前に雷による中断を挟んだが、チームは集中を切らさずに岩手の反撃をはね返した。
今季、これまでも追いつかれる展開はあったが、そこから勝ち越したのはこの試合が初めてだった。残り時間が少ない中で、選手たちは気持ちを切り替えて1点を取りにいき、持ち味のセットプレーで結果を出した。後半戦を戦う上で、この経験は新たな自信をもたらすはずだ。
一方のYS横浜は前節、アウェイでG大23に0-2で敗れた。先発9人を入れ替え若い選手主体で臨むも、決定力を欠いてゴールを奪えず。しかし果敢なパスワークやドリブル突破が見られた。どのような相手でも自分たちの強みを出そうとするのがYS横浜だ。今節はチームトップの4アシストを記録している佐藤 祐太が累積警告で出場停止となるが、これまでどおり、決してブレずに秋田に向かってくるだろう。
今節がソユースタジアムでの今季最後のナイトゲームとなる。照明装置に照らされて浮かび上がるピッチの上で、J2昇格に向けて戦う選手たちの背中を押してほしい。
[ 文:竹内 松裕 ]

