後半戦スタートの長野戦で大敗を喫した鹿児島だったが藤枝、鳥取、岐阜と上位チームを相手に連勝し、順位もJ2昇格圏の2位・熊本との勝点差を『5』に縮め、の順位も6位と射程圏に上がってきた。しかし1つでも黒星を喫したら昇格争いから脱落する厳しい状況に変わりはない。今節の相手が前回5得点で快勝したC大23とはいえ、気を緩めていい要素はどこにもない。3連勝は今季二度目だが、前回3連勝したあとの明治安田J3第16節ホーム・YS横浜戦はまさかの逆転負けを喫した。「気を緩めたわけではないが、どこかに緩みがあった。それがないようにしたい」と金 鍾成監督は手綱を引き締める。
ここ3戦は得点チャンスを着実にモノにする勝負強さを見せている。守備面でも失点につながりそうなミスが減りつつある。後半に三宅 海斗、萱沼 優聖、米澤 令衣らスピードのあるアタッカーを投入し、脚の鈍った相手守備陣に脅威を与えるなど戦術のオプションも増えた。
C大23は前節、首位・秋田に敗れたが、アウェイ無失点だった秋田から2得点を挙げ、一時はリードを奪った。小河 詩朋がJデビュー戦でゴールを挙げるなど、変わらずイキの良い選手がそろう。「勢いに乗せないようにしたい」と鹿児島・金 鍾成監督も警戒する。
[ 文:政 純一郎 ]
