鹿児島は前々節・C大23戦でわずか5本しかシュートを打てなかった。前節・八戸戦は相手を上回る14本のシュートを放ち、決定機も多く作ったが、GKの好守に阻まれ、あるいはポストにはじかれ、ゴールを割れなかった。どれか1本でも「先に決まっていれば……」と思わせる展開だったが、そうならないところがサッカーの奥深さでもある。相手にワンチャンスをモノにされる「悔しい負け」(五領 淳樹)を何度も経験してきた。2位・長野との勝点差は『5』のままだが、勝点を奪えなければJ2昇格の目標はより遠のく。守備は青山 直晃らを中心に安定しており、酒本 憲幸を起点にボールを動かして攻める形もできている。あとは「ゴール前で思い切りよくプレー」(金 鍾成監督)できるか。
今治としては持ち味の堅守で鹿児島の攻撃をしのぎ、攻撃陣の奮起を期待し、前回対戦で引き分けた決着をつけたい。
[ 文:政 純一郎 ]
