前節のG大23戦を引き分けた八戸。相手の攻撃に対して、高い位置からプレスを掛ける守備と自陣でブロックを敷く守備を使い分け、そこから効果的なカウンターを発動。黒石 貴哉のゴールで先制に成功し、理想の形で前半を折り返したが、後半に同点とされ勝利で終えることはできなかった。
後半戦のミッションの1つである“前半の失点はゼロ”を遂行できるようになってきた一方で、後半の戦い方に課題を残す。特にリードした場面や同点の場面で突き放す、もしくは勝ち越せるゴールを奪えないことで勝ち切れない試合が続いている。サイドを起点に相手ゴールに迫る形を作れているだけに、勝負を決めるあと一歩のパワーに期待したい。
対する富山は、シーソーゲームとなった前節の福島戦を制することができずに6試合ぶりの敗戦。3失点はすべてカウンターから許しただけに、自分たちの攻撃をやり切ることや攻撃時のリスク管理は見直したい。安達 亮監督は「ショック」という言葉で試合を振り返っていたが、この敗戦をどう受け止めて、今節に臨むかがポイントとなりそうだ。
[ 文:芳賀 広太郎 ]
