中盤戦から失点数が減少し、ソリッドな守備からのカウンターが戦術のベースとなっている岩手。前節のG大23戦でも前半にモレラトが強烈なミドルシュートを突き刺し、得意とする先行逃げ切りの形で勝点3を手にした。今季9勝目を挙げたが、そのうち5試合が1-0、いわゆる“ウノゼロ”での勝利となっている。
前節、相模原との上位対決に敗れ、昇格圏内までの勝点差が『7』に広がってしまった9位の鹿児島。ボールを支配しながらも1点が遠く、終了間際に痛恨の失点を喫してしまった。1シーズンでのJ2復帰はかなり厳しい状況となったが、勝点3を取り続けることで、わずかな可能性に懸けたい。
前節同様に、岩手はボールを握られる時間帯が多く、耐える展開が予想される。岩手にとってはリーグ6位の41ゴールを記録している鹿児島の攻撃陣をシャットアウトし、少ないチャンスをどうモノにするかが勝利へのカギ。好調が続く、前線の起点役であるブレンネルのパフォーマンスにも期待がかかる。
[ 文:髙橋 拓磨 ]