ただ、勝ち切る力は徐々に身についているものの、試合内容には課題がある。「もっと自分たちのサッカーをする時間帯を増やさないと勝利への再現性が作れず、勝ったり負けたりになる」と栗山 直樹は話す。リード時にややプレーが消極的になり、主導権を手放す課題は依然解消されていない。今後は必然的に勝利をモノにするため、試合内容も問われる。
敵地へ乗り込むYS横浜は最下位と苦しんでいるが、明治安田J3第16節・八戸戦では今季最多の3得点を奪って快勝。連敗を『5』でストップさせると、前節は終了間際に逆転を許したものの、上位の富山相手に先手を奪って、勝機のある試合を演じるなど、復調傾向を感じさせる。加入したばかりの古賀 俊太郎も早速存在感を発揮。ポジティブに変化しようとするチームはここで良い波をつかむことができるか。
[ 文:松本 隆志 ]

