残り4試合となり、両者の目標は異なる。17位・琉球は9月に就任した金 鍾成監督により、チームの再構築が進められている。ボール保持率を高めて相手を自陣にクギづけにし、前傾姿勢で攻撃したいところ。ただ、そのぶん背後を取られやすく、陣形を引き戻される傾向もあるだけに、相手のビルドアップを打ち消す前線からの守備が大事となる。そして来季を見据え、若手の積極起用も見られるかもしれない。ただ、指揮官は「上位に立つ相手にわれわれが戦えるというところ、今年の琉球をもう一度表現できる機会だと思っている」と話しており、手綱を緩めず相対することになるだろう。
一方の2位・鹿児島は昇格を目指している。前節・奈良戦は1-1で引き分けたが、GK泉森 涼太が好セーブを見せ、勝点をしっかり積み上げた。モチベーションが高まる中、アウェイ戦とはいえしっかり勝点3を積み上げたい。そして、かつて鹿児島を指揮した金 鍾成監督との再会も見どころである。
[ 文:仲本 兼進 ]
