今治は前節、ホームで2位・鹿児島と対戦。引き分け以下で昇格の可能性がついえる状況の中で、相手に先制を許したものの、後半の三門 雄大、新井 光のゴールで鮮やかな逆転勝利を収め、3連敗中の重苦しい空気を払しょくした。
それでも、昇格するためには他力に頼る要素も多分に含まれているが、チームは残り2試合で連勝することが絶対条件。「自分たちはもう勝つしかない。奇跡を起こせるとみんなが信じている」(新井)と勝利のみにフォーカスし、前節同様に立ち上がりから能動的にゲームを支配したいところだ。
対峙するのは勝点53で並ぶFC大阪。来季のJ2クラブライセンスを有しておらず、昇格という目標がないぶん、血眼の今治に比べてモチベーション面に差はあるかもしれない。ただ、持ち味とする精力的な守備から速い展開に持ち込めば、主導権を奪ってゲームを進める可能性は十分にある。前節・宮崎戦は勝利目前で失点を喫し、悔しいドローに終わっているだけに、攻守で勝負どころのキワの質にもこだわりたい。
[ 文:松本 隆志 ]
