奈良は前節、相模原と対戦。前半を1点ビハインドで折り返したものの、68分に
酒井 達磨が同点ゴールを奪うと、ラストワンプレーだった90+8分には
西田 恵が逆転ゴールを決め、劇的な勝利をつかんだ。上位との差を詰めて勝点54とし、4位に浮上した。
対する鳥取は前節、琉球と対戦。シーソーゲームの末、前半を2-2で折り返したあと、62分に
牛之濵 拓が決勝ゴールを挙げ、勝点を『52』に積み上げた。順位は8位に浮上している。
両チームにとって、昇格の行方は他力が重要な要素であることは間違いない。けれど、その他力を待つよりも前に、自分たちが目の前の試合にフォーカスし、持てるすべての力を尽くして最後まであきらめずに戦い抜き、勝利する。それがいかに大切なことか、両チームとも前節にあらためて強く感じ取ったことだろう。
2位との勝点差は奈良が『4』、鳥取が『6』。最終節まで昇格を争う状況を生み出すためには、この試合で勝点3を奪取することが大前提だ。
自分たちが持つ夢の主役は、他会場にいる他者ではない。その夢を紡ぐのは、ロートフィールド奈良にいる、自分たち自身だ。
[ 文:前田 カオリ ]