昨季の前半戦は不振が続き、残留争いに巻き込まれた宮崎。7月末からの中断期間が明けたあとから息を吹き返し、10戦負けなしなどを経て最終的に15位でリーグ戦を終えた。大熊 裕司監督体制2年目となる今季は、昨季後半戦の躍進を支えた主力の多くが残留。
武 颯(富山)、
遠藤 光(甲府)らがチームを離れたものの、
下川 陽太、
奥村 晃司らを補強し、“大熊サッカー”の深化を図るシーズンとなる。今年から10番を背負う
井上 怜が「昨季(後半戦の好成績)を勘違いせず、まずは残留した主力が誰よりも努力すべき」と語ったように、慢心なくシーズンに臨みたい。
宮崎に乗り込んでくる長野も、昨季は苦しいシーズンだった。特に後半戦は、明治安田J3第24節・宮崎戦の勝利を最後に、最終節までの14試合で勝利なし。J3・JFL入れ替え戦出場枠が1つ下に見える18位で終えた。
今季は、藤本 主税監督が就任。昨季まで在籍していた熊本では大木 武監督の“右腕”として働いた中、そこから受け継がれるつなぐサッカーを長野でも展開するのかに注目したい。長野は今月11日から宮崎県内で2次キャンプを行い、宮崎、北九州とのアウェイ連戦に臨む。地元を長く離れる影響は懸念材料となるが、果たして結果はどうなるだろうか。
[ 文:高浜 確也 ]