八戸は今季の初戦となった前々節・岐阜戦、
髙尾 流星の劇的なゴールでJリーグ参入後初となる開幕戦での勝利を飾った。前節・鳥取戦では先制されたものの、
音泉 翔眞のゴールによって1-1の引き分けに持ち込み、上々の結果を経てホーム開幕戦を迎える。石﨑 信弘監督はこの2戦を「1勝1分という結果は悪くない」と評価しているが、「イージーなミスが多過ぎる。これを直していかないといけない」と課題を口にする。そのほかにも高い位置で奪ったあとの攻撃や、決定機をどう演出していくかなど、課題は多い。約1カ月に及ぶキャンプの効果で守備のベースは完成しつつあるが、攻撃の完成度については試合を重ねて上げていくのが八戸のスタイル。そのためにも勝利を収めて勢いに乗りたい。
アウェイの相模原は3試合を終えて1勝2敗と、思うような結果を出すことができていない。ただ、前節・鹿児島戦は0-2で敗れた中でも、昨季J2で戦っていた相手に対して主導権を握り、自分たちのやりたいサッカーはできていた。一瞬のスキから2失点を喫したことは課題だが、いまのスタイルを成熟させていけば、2020年以来となるJ2昇格も見えてくるだろう。
まだリーグ戦は始まったばかりだが、スタートダッシュを確実なものにしたい八戸と、連敗は避けたい相模原。両チームの今後を左右する試合になりそうだ。
[ 文:夏目 二郎 ]