讃岐は監督交代後の初戦となった前節で栃木SCと対戦。先制されながらも4得点を奪って逆転勝ちを収め、最下位を脱出した。それまで3試合連続無得点だったとは思えない攻撃を披露した。試合後、金 鍾成監督は「僕がゲームを采配できるくらいの把握はまだできていないので、極端に言うと今日は監督不在のゲームになる。自分たちでゲームを戦って勝利を持ってきてくれ。そう伝えて送り出した。チーム全体の力で勝ち取ったゲームかなと思います」と冷静に語ったが、指揮官の発する積極的な言葉がチームを動かした印象だ。
一方の高知は前節、ホームで金沢と戦って1-1のドロー。秋田 豊監督の休養に伴い、明治安田J3第18節・長野戦から指揮を執る神野 卓哉ヘッドコーチは「失点してはいけない時間帯(2分)の失点が本当にもったいなかった。序盤は相手のスピードや球際に負けていたが、徐々にリズムがつかめた。ハーフタイムには、とにかく後半は45分全部勝てという話を伝えた。2点目を取り切れなかったのは修正したい」と試合後に語っている。
戦績を振り返ると、第12節では讃岐が2-0の勝利を収め、天皇杯1回戦で相まみえた際には高知がPK戦の末に勝利。今季3回目となる“土讃戦”の結末に注目が集まる。
[ 文:大森 一 ]