現在4連敗中の琉球。そのすべての試合で複数失点を喫しており、4試合で13失点と守備の脆さが目立つ。平川 忠亮監督は守備ブロックの整理に注力し、背後への対応や球際の強度をテーマに原点回帰を図る。また、攻撃面では2試合連続でノーゴール。「キレイに崩そうとし過ぎている」(平川 忠亮監督)傾向を改め、FW
浅川 隼人を中心に泥臭くゴールへ迫る姿勢が求められる。
一方の高知は、9月に就任したばかりの白石 尚久監督の下、これまでの縦1本の展開から、ビルドアップ志向へと変化の途中。前節・岐阜戦(1●3)では新たに4バックを採用し、手ごたえと課題の両面が見られた。開始から15分を優勢に進めながら得点を奪えなかったため、立ち上がりでの決定力がカギとなる。移籍した
小林 心を除き、現在チームトップの4ゴールを挙げる
高野 裕維がどこまで相手守備陣を揺さぶれるかに注目したい。
焦点は、先制点とセットプレー。今季セットプレーで14得点を挙げている高知の攻勢に琉球が耐え切れるか。逆に琉球が先に流れをつかめば、ホームでの勝利も見えてくる。
勝点34で並ぶ直接対決。敗れれば19位以下が目前に迫る可能性がある、崖っぷちの両者による熱き90分となりそうだ。
[ 文:仲本 兼進 ]