
開幕から2戦、黒星を並べる奈良。いずれも失点が重なり、得失点差によって20位となっている。
大黒 将志監督が課題として挙げたのは、「2点目、3点目を取れなかったこと」だ。いずれの試合も決定機をモノにできず、流れをつかみ切れなかった。今節は、チャンスを確実に得点へと結びつけたい。
直近2試合において、チーム内のチャンスクリエイト総数が最も多いのは、左ウイングの川﨑 修平。足元の技術が高く、大黒 将志監督の求める「最後のプレーの丁寧さ、繊細さ」を体現できる選手だ。また、明治安田J2・J3百年構想リーグでは徐々にコンディションを上げ、終盤に2ゴール。ゴール・アシストの両面で、今季はさらに得点に絡む活躍を期待したい。

川﨑修平を中心に、今季初の複数得点へ
1勝1敗で9位の山口には、2025シーズンに半年ほど奈良で指揮を執った小田切 道治監督をはじめ、奈良を古巣とする中島 賢星、山本 駿亮、遠藤 雅己、津守 泰地分析コーチが在籍。中でも注目したいのは、やはりJ3参入時から奈良で活躍した中島 賢星だろう。奈良在籍時は、古巣戦のたびに「古巣サポーターには『相手にいるとイヤな選手だ』と思ってもらえるような良いプレーを見せたい」と話していた。3年間苦しみも喜びも共有した奈良サポーターの前で、存在感を示せるか。

中島賢星は移籍後初の古巣対戦となる
[ 文:前田 カオリ ]