JリーグYBCルヴァンカッププレーオフラウンド第2戦。180分間にわたる戦いの決着をつけるため、ニッパツ三ツ沢球技場にて横浜FCとC大阪が再び顔を合わせる。
4日に行われた第1戦でC大阪は4-1と大勝を収めた。しかし、前半の45分間はノーゴールで、相手の勢いに呑まれる時間が長引いたこともあり、アーサー パパス監督の表情は硬いまま。大きなアドバンテージこそあれど、「引いて守るようなことはしたくない」と意気込むように、あくまで自分たちのスタイルを貫いて、完勝でのプライムラウンド進出を目指す。
今回は公式戦9連戦の7試合目。11日に開催される天皇杯2回戦・アルテリーヴォ和歌山戦に若手選手やサブ組を起用すると考えるならば、この第2戦はリーグ戦の主力組を先発させるほうがローテーションとしてのハマりは良い。
ニッパツで行われた3月15日の明治安田J1第6節・横浜FC戦で完封負けを喫した記憶を塗り替えるということも含め、前のめりに得点と勝利をつかみ取りたい。
一方の横浜FCは、第1戦で今季公式戦最多の4失点。前半はチームとして取り組んでいる前からの守備を体現し、両サイドで数的優位を作り出してチャンスを量産することができた。
横浜に残り、映像越しに戦況を見守った
ンドカ ボニフェイスは「前から行くときと、ブロックを整備するところが、リーグ戦のときよりもきちんとできていた」と絶賛するほど、立ち上がりから45分までの戦いは手ごたえのあるものだった。しかし、数多くのチャンスをモノにすることができず、後半に失速。自分たちのミスから連続失点も喫した。
次のステージに進むためには、延長戦に持ち込むまでに最低3ゴール、その手前で逆転勝利を果たすためには4ゴール以上を奪うことが最低条件になる。守備的なチームを構築し、得点力不足に悩む中、その難易度の高さは言うまでもない。
それでも、「できたこと、できなかったことを体感できるのは、大きな収穫で貴重な機会。その上で、一つひとつやっていく」と四方田 修平監督が話すとおり、まずは勢いに乗る相手に対し、集中力と気持ちを切らさずに1点ずつ返していかなければならない。
ここから巻き返せれば、記憶に残る大逆転劇となる。リーグ後半戦への再出発を前に、横浜FCはプロとしての意地を見せることができるか。
[ 文:青木 ひかる ]