ＡＦＣチャンピオンズリーグは13日に準々決勝 第2戦が行われ、浦和がホームで川崎Ｆに4-1で勝利。2試合合計スコア5-4とし、準決勝進出を決めた。
敵地・等々力での第1戦を1-3で落としている浦和は開始から攻勢に出るが、19分には浅いラインの裏をエウシーニョに突かれて失点。早々に厳しい状況に追い込まれてしまう。それでも浦和は35分、スルーパスに抜け出した興梠 慎三が冷静にGKとの一対一を制して1点を返すと、その2分後には川崎Ｆの車屋 紳太郎が興梠に対するラフプレーで一発退場。数的優位な状況で後半へ折り返すこととなる。
後半、攻勢を強める浦和はなかなか得点を奪えず苦しんだものの、70分にズラタンがヘディングシュートを決めると、84分にはラファエル シルバが右足を一閃し、2試合合計でイーブンに持ち込む。さらにその1分後、裏に抜け出した高木 俊幸の放ったボレーがループ気味にGKチョン ソンリョンの頭上を越え、遂に2試合合計スコア5-4と逆転に成功する。
残り時間を逃げ切った浦和は、川崎Ｆを退けてベスト4に進出。2007年以来の優勝に向けて、準決勝で上海上港（中国）と対戦することになった。
なお、準決勝は9月27日（水）と10月18日（水）に行われる。
■試合データ
川崎Ｆvs浦和
