1月24日（水）、氷点下の東京から赤道を超え、気温31度のインドネシアの首都・ジャカルタにＦＣ東京の一行が到着した。3日後の27日（土）に開催される「日本インドネシア国交樹立60周年記念 2018Ｊリーグ アジアチャレンジinインドネシア」のバヤンカラＦＣとの試合に向け、沖縄での一次キャンプを切り上げて早めのジャカルタ入りとなった。
２０１８年は日本とインドネシアの国交樹立60周年にあたるため、本大会はＪリーグアジア戦略の一環であると共に、日本とインドネシアの周年記念事業としての役割も担っている。60周年記念事業は、先週末の19日（金）にジャカルタのファタフィア広場でオープニングイベントが行われたが、このＪリーグ アジアチャレンジはオープニング後初のメジャーイベントとなる。試合の他にも、サッカークリニックや大使公邸でのレセプションなど、日イ交流を重視したプログラムも予定されている。
FC東京はおよそ7時間のフライトの後、現地時間17時近くにスカルノハッタ国際空港に到着した。現地警察の先導により1時間をかけてジャカルタ市内までバス移動し、滞在先となるホテルにチェックイン。長距離移動の疲れも見せず、すぐに練習場へ向かうと、ボールを使った軽めの調整を1時間行った。
この試合に向け「１００％の力を出して、素晴らしいゲームをしていきたい」と話す長谷川新監督は、現状のベストな17名の選手を選考した。現地ではチケットの販売概要も発表され、試合への期待が高まっている。遠征2日目の明日は、南ジャカルタのフットサル場で、ジャカルタ日本人会を中心としたキッズ・クリニックと、試合に向けたチーム練習が予定されている。
■ＦＣ東京 遠征メンバー
大久保 択生
室屋 成
森重 真人
吉本 一謙
丸山 祐市
太田 宏介
米本 拓司
髙萩 洋次郎
ディエゴ オリベイラ
永井 謙佑
久保 建英
富樫 敬真
橋本 拳人
前田 遼一
林 彰洋
東 慶悟
大森 晃太郎
