ＪリーグYBCルヴァンカップは16日にグループステージ 第6節の8試合が行われ、プレーオフステージに進出する8チームが決定した。
Ａグループでは、アウェイでFC東京と対戦した仙台が、30分に手にしたオウンゴールの1点を守りに抜き、1-0でで勝利。勝点を11に伸ばし、グループ突破を決めた。もう1試合では新潟と対戦した横浜FMが、1-1で迎えた41分に扇原 貴宏が直接FKを叩き込み、勝ち越しに成功。そのまま逃げ切り、2-1と新潟を下している。仙台と同勝点とした横浜FMが、プレーオフステージ進出を果たした。
すでに甲府が突破を決めているＢグループでは、清水と磐田が残りひと枠をかけて今節に臨んだ。アウェイで札幌と対戦した3位の清水は、鄭 大世のゴールなどで3-0と快勝。勝点を10に伸ばしたが、2位の磐田も1-0と甲府を下し、3ポイントを追加。勝点11とし、甲府をかわしてグループ首位でプレーオフに駒を進めている。
混戦のＣグループは、突破をかけて浦和と広島の直接対決が行われた。前半から一進一退の攻防が続くも、お互いにゴールが生まれない。試合が動いたのは76分、李 忠成が強烈なシュートを叩き込み、浦和が先制に成功。この1点を守り抜いた浦和が、Ｃグループを首位で通過した。もう1試合ではＧ大阪が名古屋に1-4と完敗を喫したが、前節までのリードを守り抜き、2位でプレーオフへと進出した。
神戸の突破が決定しているＤグループでは、残りひと枠をかけて湘南と長崎が激突した。試合はホームの湘南が前半から攻勢を仕掛け、35分に端戸 仁のゴールで先制すると、37分に鈴木 国友が追加点を奪取。後半はスコアが動かなかったものの2点のリードを守った湘南が、神戸に次いで2位の座を確保し、グループ突破を決めている。神戸vs鳥栖は互いに譲らず、1-1の引き分けに終わっている。
■試合データ
FC東京vs仙台
横浜FMvs新潟
札幌vs清水
甲府vs磐田
浦和vs広島
Ｇ大阪vs名古屋
湘南vs長崎
神戸vs鳥栖
