明治安田生命Ｊリーグは10日に第32節の8試合が行われ、川崎Ｆの優勝が決定した。
アウェイでＣ大阪と対戦した川崎Ｆは1点ビハインドで迎えた90分に家長 昭博のゴールで同点に追いつくことに成功。しかし、90＋4分に山村 和也にゴールを許し、1-2で敗戦した。しかし、同時刻で行われていた2位の広島が仙台に0-1で敗戦。この結果、両者の勝点差は7のままとなり、2試合を残して川崎Ｆの優勝が決定している。川崎Ｆは2年連続二度目のリーグ制覇となった。
ともにACL出場権の獲得を目指す札幌と浦和の一戦は、武藤 雄樹の2ゴールで浦和が2-1で勝利。勝点を48に伸ばし、ACL出場に望みをつないだ。札幌は4試合ぶりの黒星で、前節の3位から順位を下げている。
同じくACL出場を狙うFC東京は、ホームで磐田とスコアレスドロー。勝点50で5位となった。Ｇ大阪は60分に生まれたファン ウィジョのゴールを守り抜き、1-0で湘南を撃破。これで破竹の8連勝となった。一方敗れた湘南は4試合未勝利となった。
元スペイン代表対決として注目を集めた神戸vs鳥栖は、両者決め手を欠き、スコアレスドローで終了。神戸は勝点41としたものの、残留争いから抜け出せず。鳥栖は15位に順位を上げたが、こちらも苦しい状況は続く。
清水は北川 航也のゴールなどで名古屋に2-0と快勝。敗れた名古屋は16位に転落し、再び苦境に追い込まれている。ホームで横浜FMと対戦した長崎は74分に伊藤 翔に決勝ゴールを奪われ、0-1で敗戦。この結果、17位以下が確定した。
■試合データ
札幌vs浦和
FC東京vs磐田
清水vs名古屋
Ｃ大阪vs川崎Ｆ
神戸vs鳥栖
広島vs仙台
長崎vs横浜FM
Ｇ大阪vs湘南
