久しぶりに1週間の準備期間を経て迎えた明治安田Ｊ１ １ｓｔ 第12節のＧ大阪vs川崎Ｆ戦。代表候補キャンプに参加していた選手はゆっくり連戦の疲れをとるという訳にはいかなかったはずだが、逆にいい刺激を力にするかのごとく、立ち上がりからキレのある動きを見せる。特に、運動量を発揮しながら果敢にゴールに迫ったのはＧ大阪。「前半の入りからアグレッシブに選手全員が戦ってくれて、気持ちを出して先制してくれた（長谷川 健太監督）」という試合後のコメントにもあったように、前線からしっかりプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪うと、前線の4枚、プラスボランチのMF今野 泰幸らが立て続けにペナルティエリアに侵入。川崎Ｆゴールに襲いかかる。26分にはFW宇佐美 貴史の突破に川崎Ｆ守備陣がたまらずファウルを犯し好位置からフリーキックのチャンス。MF遠藤 保仁が狙うも、ボールはクロスバーを叩いてしまう。
