連覇を狙うFC東京は札幌の本拠地に乗り込む。Ｃ大阪vsＧ大阪のダービーマッチは中3日での再戦に【プレビュー：ルヴァンカップ 準々決勝 第1戦】

ＪリーグYBCルヴァンカップは9月1日に準々決勝の第1戦が行われる。ホーム＆アウェイ方式で争われるプライムステージだが、この初戦がベスト4進出に向けて重要な戦いとなることは間違いない。

札幌は前回王者のFC東京をホームに迎える。プレーオフステージでは2戦合計4-2で横浜FMを撃破。リーグ戦で好調なチームを一蹴した。もっとも直近のリーグ戦では2連敗と調子は下降気味。それでも8月14日に行われたばかりのFC東京戦では3-2と打ち合いを制しており、良いイメージを持ってこの試合に臨めそうだ。

連覇を狙うFC東京は、プレーオフステージで第1戦を落としながらも、第2戦で4ゴールを奪って、湘南に逆転勝利を収めた。その試合で2ゴールを奪い、前回大会のファイナルでも決勝点を決めたアダイウトンが、キープレーヤーとなりそうだ。

名古屋はACL参戦チームとして、この準々決勝から参戦。ホームで迎える第1戦の相手は鹿島だ。リーグ戦では一時期調子を落としていたものの、ここへきて復調の気配を見せる。持ち前の堅守が蘇っており、この試合でも手堅い戦いを演じるだろう。

一方の鹿島は、この大会で6度の優勝を誇っている。プレーオフステージでは2戦合計3-1と清水を寄せ付けなかった。リーグ戦でも2連勝と調子を上げており、その勢いをこの試合にも持ち込みたいところだ。

Ｃ大阪はＧ大阪とのダービーマッチとなった。ともにACLに参加しており、この試合が今大会の初戦に。リーグ戦では8月28日に対戦したばかりで、中3日での再戦となる。その試合ではＣ大阪が1-0で勝利。小菊 昭雄監督の初陣を、白星で飾っている。Ｇ大阪とすれば、リベンジをかけた戦いに。チャンスを作りながらも決め手を欠いただけに、攻撃陣の奮起が求められる。同じ大阪に位置するライバルクラブの一戦は、意地とプライドをかけた激しい戦いになることが予想させる。

浦和はプレーオフステージで神戸を撃破し、ベスト8に名乗りを上げた。対戦相手はリーグ王者の川崎Ｆとなった。神戸戦では小泉 佳穂、キャスパー ユンカーら今季の新戦力が躍動。夏に加わったばかりの選手たちも川崎Ｆ撃破のキーマンとなるだろう。

その川崎Ｆは圧倒的な強さを見せていたリーグ戦で勢いが衰えてきたものの、直近の試合では札幌を下し、再び上昇基調にある。浦和には今季のリーグ戦で5-0と快勝を収めており、相性は抜群。その試合で2ゴールを奪った小林 悠が、再び爆発するか。

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札幌vsFC東京
名古屋vs鹿島
Ｃ大阪vsＧ大阪
浦和vs川崎Ｆ